お金を使いすぎてしまった人と消費者金融

お金を使いすぎてしまった人は、消費者金融からの借り入れを行う前に、よく考えましょう。すでにお話ししましたように、かつて自殺者が多発した頃に比べて低い金利になったとはいえ、高金利であるということに代わりはありません。国民生活センターや金融庁のホームページを元に、電卓を手元に用意して、借りようとする金額に利息を掛けて、いったん計算してみることをおすすめします。ゆっくりと計算してみれば、それほど複雑なことではありません。そうすれば、実際に返済までどのくらいの期間が必要なのか、総額の返済料金がどのくらいになるかわかると思います。返済に回せる金額は、月々に自由に使えるお金(つまり生活費を除いて)の1割以内に抑えないと、多重債務への道をまっしぐらに進んでしまうということはお話ししました。もし、現状が使いすぎてしまったのであれば、消費者金融からお金を借りる前に、今手持ちの物で売れる物がないかどうか考えて、まずそこから手をつけるほうがよほどに利口です。少し前の映画で「武士の家計簿」という作品がありました。「そろばんだけ」が得意な武士が、その才能を元に借金だらけの家や藩を立て直そうとしてゆく物語です。その映画のワンシーンで、家の借金が判明した際、周囲に借金があることを知られてしまう恥よりも、まず借金を返すことを優先順位高くおいて、売れるものは商人に売ってしまい、着物や食事を切り詰めてついには借金を返してしまうというシーンがありました。見た目や世間体を気にするよりも、借金がなく健康な生活を営むほうがより大切だというよい例です。これから消費者金融から借りてみようか、という人は、まず身の回りを整理して、本当にどうしても必要なもの以外はいったんお金に変えてしまう、ということから始めてみてはいかがでしょう。